「CFJM」日仏経営センターとは 🇫🇷🇯🇵

CFJMはレンヌ第1大学経営大学院コースのうちの1コースの名前です。1992年に創設された、日系企業 経営管理に特化したフランス唯一の大学院のコースです。

日仏経営センターについては

本校のマスタコースコースの目的は、日本と関係のある日本企業またはヨーロッパ企業のニーズを満たすことであり、日本人とのビジネス関係を専門にすることです。このディプロマは、合計240ECTSの単位を取得した後、取得することができます。 このプログラムは、7つのパートナー工学部(Agrocampus Ouest、Centrale Supelec、ECAM Rennes、ENSSAT、ENSCR、ESIR、INSA Rennes)からのダブルディグリー学生も受け入れています。

1.特色ー学習プログラム

1.この日本企業経営管理修士課程の修学期間は2年間、1年次はフランス・レンヌ校で、2年次は日本で継続履修します。

1.フランス・レンヌ校での1年次

以下の4つの観点を主軸としてIGR-IAE レンヌ校で勉学を開始します。

❶一般経営管理学の基礎と、国際的なビジネスを段階を追って教授し、学期ごとに区切 りながら全体を深化させる独自プログラム

1学期: 一般共通科目
2学期: 国際ビジネス、貿易事務、異文化間マネジメント
3学期: 日本企業に特化した集中講座、会計学、経理学、マーケティング、法学、経済学的・戦略的な知識人事労務管理

❷日本文化や社会の俯瞰的な知識の教授

歴史、法律、経済、実践的なビジネス慣行、対人コンフリクトのマネジメント

❸日仏英語、さらに日本語のプラグマチックな運用能力の習得

英仏語での数多くの授業に加え、日本語初級者ないし中上級者に対してマンツーマンで日本語運用能力を授けます

現役の講師陣による質の高い授業

講師陣として、活躍中の国際ビジネス関連の第一人者を招致しています。現役の教授陣、研究者、弁護士、名誉教授、自動車製造業・食品産業、高級ブランドメーカーの人事担当ないしマーケッターの方々です。

例: EHESS、CNRS、Science-po Paris、東京弁護士会、日本の協定大学の講師の方々。

2.日本での2年次

この1年間は、日本だけの履修で、さらに2つのステップに分けられます

 ❶最初の半年間は、日本の語学学校ないしは大学に在籍以下の提携大学や大学院での交換プログラムを通じてインターンシップへの準備を固めます。
提携大学および提携語学学校
国立大学: 茨城大学、神戸大学、東京工業大学、東北大学
私立大学: 明治大学、創価大学、東洋大学、早稲田大学
語学学校: 新宿日本語学校
 
この提携大学との交換プログラムは学生にとってさまざ
まな良い機会となります。
  ① 各提携大学の国際センターで日本語学習を
  継続できます。
  ② 歴史、文化、経済・経営についての授業も英
  語で履修可能です。
  ③ 日本語上級者は希望すれば日本人学生とと
  もに日本語での授業も聴講可能です。
 
❷後半の半年間は、職業経験が必修(インターンシップないしは正式採用)
日本企業ないし外資系の企業において4〜6ヶ月の職務経験をつみます。CFJMレンヌ校と、広範囲なネットワークをもつ日本CFJM同窓会が連携して、就活する学生を積極的に支援します。

CFJM同窓生というアソシエーションによるサポート

国、地方、省庁、地方自治体がCFJMの資金源となっています。このプログラムは、フランスに進出している日本企業によって、実習税の支払いや工場見学の受け入れなどで支援されています(キャノン、三菱電機、SANDEN)。

CFJM同窓生は日本在住の当校の卒業生がつくる広いネットワークです。

主な活動は、毎年来日するレンヌCFJM校の学生のオリエンテーションないし、年間を通じて情報収集ないしインターンシップ先開拓です。 また、日本企業勤務の担当者をアニメーターとして迎え、実践就活セミナーやワークショップを企画しています。日本に到着した学生の歓迎会、忘年会、花見会などのイベントを通じて、さまざまな出会いを演出し、学生のネットワーク構築を助けています。就業につきまとうビザ書き換えなどの法的手続きへのガイダンスも行います。

2.他に類を見ないトレーニング

 

1.実践的な人材養成への取り組み

❶CFJMの講義の80%は日本あるいはヨーロッパの現役の実業家による講義です。

❷CFJMの学生は、日本の参考文献や日本語の文献を揃えたコンピューター完備の図書室 を利用することができます。

❸国際ビジネスに不可欠なTOFEL iBTの資格試験を、レンヌ 校在学中に学内で無料受験できる財政支援があります。

❹以下の工学系エンジニア養成グランゼコールからの学生は、ダブルディグリー(複数の卒業資格)を得ることが可能です。

2.様々なイベントの企画

CFJM学生会ないしレンヌ経営大学院は、定期的に一般市民向け公開講演会を開催しています。例:「 知的財産法のセミナー」、「福島原発事件後の日本」についての講演、「 日本企業内における異文化間コンフリクト」についてのアトリエ など

 

学術機関パートナー

3.卒業後の主な就職先

具体的なポストの例として、 企業発展の管理職、輸出業企画コーディネーター、プロジェクト・マネージャー、 買い付けマネージャー、生産管理マネージャー、経済学を熟知したエンジニア などがあります。卒業生は各々のバックグランドによって日系、外資系企業に就職します。

主な就職先として、

[ヨーロッパ] Akato SARL、Areva、ATSU ATSU、Decathlon、Atsu Atsu、Diesel、フジサンケイコミュニケーションズインターナショナル、日産自動車、IPSEN、Maison de la Culture du Japon à Paris,、Michelin, MyLittlePAris、ルノーSAなど

[日本]  アリアンフランセーズ仙台、Air liquid、ASICS、BNP Paribas、キヤノン、CCIFJ、Institute Français de Tokyo、エイシンフーズ、電力開発、Fitch ratings、富士フイルム ホールディング社、Lycée Français de Tokyo、ミシュラン、Murex Asia KK、ロクシタン、リッチモンド ジャパン社、Saint Gobain Japon、Sanofi、Société Générale、新宿日本語学校、ユニリーバ、Under Armour Japan、Valeo Japan、ヴァンクリフ&アルペル など

 

学術機関パートナー

国立大学

茨城大学、
神戸大学、
東京工業大学、
東北大学

私立大学

明治大学、
創価大学、
東洋大学、
早稲田大学

卒業生

Alexandre Dubos

東京国際学園および LFI 東京 広報部長
2010年卒業

Flora Mitsushima

Japan Project Manager,My Little Paris
2017年卒業

François Grosjean

Sales Manager at Fuji Creative Corporation
TOKYO / 2010年卒業

連絡先

Karine Picot-Coupey

CFJM センター長

Tél : 00-33 2 23 23 78 27

 

Aymeric Lachiver

CFJMのコーディネータ 

Tél : 00-33 2 23 23 77 79